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スカウトマンだった僕が語る才能のお話

2019年3月15日


当サイトのライターが書いた「教育について」を扱う記事はこちら。

http://viva-mylife.com/what-is-education

今回の内容は上の記事と少し違います。
誰もが一度は考える才能のお話です。

夜の世界では才能があってもなくても仕事をさせます。
どこにも拾ってもらえないけど、死ぬ気で働く人だけがお金をもらえる世界が僕の知っている夜の世界です。

才能ってなんですか?

僕がスカウトマンとして街に立っていたった頃、「才能ないんで無理です」という断り文句をよく耳にしました。
「才能ってどんな才能ですか?」と切り返すと男性の場合は、3つの要素で返答がきます。

  • お酒が飲めない
  • 面白く話せない
  • 格好良くない

スカウトマンは、これら全てをひとつずつ否定して安心させます。
「お兄さんイケメンですし、大丈夫ですよ。面白さなんて後から付いてきます。お酒も無理して飲まないでいいんです。酔い潰れられてはうちも困ります。接客する仕事なんですから……」
都合良く言ってましたが、そういう仕事だったんです笑
でもこれって普通の仕事にも当てはまることだなってずっと思ってました。

生まれつきお酒が強い人はいませんし、生まれつき面白い人もいません。
生まれつき格好良い人は……いるでしょうが……。

普通の仕事でもExcelやパソコンは勉強しながら導入したはずです。
企業が新しいことを始めるたびに従業員が勉強して身につけていきますよね。

ちなみに女性の場合ですと、「やらない」or「どこ?」or「給料は?」の3つで返事がきます。
男性と女性で問題に対する受け止め方が違うのはスカウトをやっていて興味深かったです。

才能とは関係なく仕事をする

社会に出た大半の人が自分の感じた才能とは関係の無い分野で仕事をしています。
自分なりに慣れない仕事、職場に居場所を見つけて、やりがいを探しながら暮らしているのです。

生まれ持った才能が「絵」「歌唱力」だとしても、画家や歌手といった仕事に就かないかぎりは無用の長物です。
それは才能を捨てていることになるのでしょうか?

才能は後付けされる

人は生きていくために勉強して新しいことを始めます。
未体験のことに対する才能なんて確かめようがありませんが、生きるために新しいことを学んでいくのです。
何かを始めて続けた結果、後付けされるのが才能なのではないかと思ったわけですね。

僕は大人になってから、「継続することこそが才能なのではないか」と考えるようになりました。
ひとつのことを続けることで出来なかったことがクリア出来ていくのです。
早い段階で出来ないことがなくなったな、と感じる人の継続率はあまり高くないように思いました。
ひとつのことを長く継続することは悪いことではありません。

僕の話で言えばギターです。
「テレビに出てくる人たちのように格好良くギターが弾きたい!」
そう思ってギターを買ったのが中学生のときでした。
地味なコード練習から始まり、弾き語りへとステップアップしていきました。
かれこれ15年以上ギターを練習していますが、今でも弾けない曲があります。

最近になって耳コピと呼ばれる技術が伸びていることに気がつきました。
曲を聞いただけでソックリそのまま真似をする技術です。
コツなんてよく分かりませんが、音を聞いて「この辺でこういうことしてる!」って分かるのです。
それは才能ではなくて継続した結果、得た技術ですよね。
しかし、僕のこの技術を才能だと言う人もいました。

本当に彼らが言う通りの才能という便利なものがあるのであれば、僕は今頃ミュージシャンとして世界中をライブで駆け巡っていたでしょう。
つまり、才能という言葉は後付けされているのです。

諦める理由にしてしまうのは勿体ない

才能がないから……と後ろ向きになるのは簡単です。
才能がないけどやっちゃおう!って思う方が才能を開花させる近道だからです。

何でもそうですが、「とりあえずやっちゃおう」から始まると大体上手くいきます。
やってみてダメなら工夫して解決して、解決できなければ辞めちゃっても良いのです。

夜の仕事を「とりあえずやっちゃおう」って始める人もいました。
経験上から言わせてもらうなら、夜の仕事はとりあえずで決めない方が良いです。

根性論は捨てよう

会社で消耗し尽くしてしまう人が多い世の中です。
顧客やスタッフに限らず、他人を利用しようとする人が一定数いることが理由です。
仕事のために寝る時間を削ったり、無茶なペース配分で何かをしたりする必要はありません。
会社のために死ぬ必要はないのです。

昔の夜の世界は根性論で動いていました。
お酒を飲んでは吐き出して、話も無理矢理面白くしようとします。
格好良いかどうかも雰囲気でカバーします。

例に漏れず僕も髪を染めて、それっぽい服装をして夜の街にいました。
話も面白いわけじゃないですから、会話のパターンを必死に覚えました。
実は自分では向いていないと思っていた仕事です。

営業成績はパッとしなかったのですが、人よりたくさん働くので役職をもらうことになりました。
形から入ることも、才能のひとつなんだなと思った出来事です。

しかし、根性論で働いていては気づかないうちに身体を壊してしまいます。
無理を続ければ、それは無茶となり、いつか頑張れなくなってしまいます。

僕の話で言えば、忙しい時期は毎日30分~1時間の睡眠で過ごしていました。
偉い人たちが怖かったですし、責任感も強かったので無茶をし続けたのです。
眠いのが積み重なっていくと、地震が起こっているように地面が揺れているように錯覚します。
半端に眠って解消されない疲労による吐き気もあります。

ある日、大事なアポイントがあったにも関わらず、起きることができませんでした。
寝入ってから10時間、何があっても起きられませんでした。
目覚ましはけたたましい音を立てて鳴り、電話もメールもバンバンきます。
それでも目が覚めなかったのです。

そのことが原因で偉い人から怒られて揉めました。
僕が出勤しないことで仕事が上手く回らないことも怒りの理由だったようです。
思い返せば、一人で重要な業務を抱え込んでいたのですから現場の人たちは大変だったことでしょう。

仕事のことで「どうしようもなくなる!ヤバイ!」って思う責任感は大切なことです。
成果も失敗も自分のことのように思えなくては仕事が務まらないからです。
学生の方たちもアルバイトで責任を感じながら働くというのは、非常に重要なことです。
でも会社のために命を賭けないでください。

責任を取れ!と口うるさく言う会社は、あなたが死んだ後に責任を取ってはくれません。
企業側が少しのお金を払って裁判が終わって解決です。
人々の記憶から、それらが忘れ去られて人がまた消耗していくのです。

まとめ

人よりも順応力が高い、飲み込みが早い、細かい作業が得意など、才能と呼ばれるものの形はそれぞれです。
そこで立ち止まって才能の有無を悩むよりも実行しましょう。
勉強や練習、または実践です。

とにかくやってみて、学習して続ければ才能になり得るのです。
そう考えると、誰にでも無限の可能性が広がっているように思えないでしょうか。

最近は、個人で芸能活動が出来ちゃうんです。
ネットで調べれば会社の作り方も分かります。

気合いと根性で何でも出来るという夜の世界の考え方は、あながち間違いでもありません。
どんな人でもやればできるのです。
時間をかけて継続すれば難しい問題も解けるのです。
そこに年齢は関係ありません。
成長するまでの時間を企業はお金を出して買っているので、気負わないでください。

失敗して損失が出たとしても、大抵のことは謝罪して手続きすればなんとかなります。
命を狙われている場合は別ですが、学校も会社も「叱る」「怒鳴る」「怒る」以上のことはできません。
もし、手が出たら訴えてお金をもらえば良いのです。

大切なのは才能を理由に諦めず、成長しようと思うことです。
人は誰しも成長するという最高の才能を持っているのですから、早々と諦めずに挑戦し続けてください。

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