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SNSとの関わり方『入門編』

2019年3月25日

先日、古い友人からSNSのビジネス運用について相談を受けました。
会社の偉い人が業者さんから「InstagramっていうSNSスゲーっすよ!儲かりますよ!」と、言われたことが始まりだったと言いました。
私がネットに詳しいことが友人たちの間でも話題だったので相談がきたようです。

相談者の彼はTwitterにネガティブなイメージを持っていました。
SNSアレルギーを持つ大人も少なくないのですが、炎上や悪口などが多い場所だと考えているようでした。

SNSには場所によって性質があります。
投稿を使って『自然な広告』を掲載することで利益に繋げることを狙うのですが、使うSNSによって戦略が変わってきてしまうのです。

私がWebコンサルタントをやってみて気がついたことは、相談者が望むSNSの在り方と、実際のSNSに差があることでした。
これは単純にSNSを知らないことで発生する齟齬(そご)です。

冒頭の相談者も「なんかSNSに投稿してたら宣伝になるんでしょう?」という安易な考えで投稿を繰り返していました。
もちろん、そんなに単純ではありません。

Webマーケティングの本なども出ていますが、『簡単に宣伝されて収益化する』と考える人に本を読ませるのは一苦労です。
そこで記事にして分かりやすく伝われば良いなと思い、シェアすることにしました。
SNSをビジネス運用したいと考えている方には大切なことですので隅々まで見てもらえると幸いです。

SNSってなに?

ソーシャルネットワーキングサービスの略なのは有名だと思います。
直訳で日本語化すると、『企業と人、人と人を輪のように繋げる社交的な場を提供するサービス』です。

SNSは大まかに3つの『告』で出来ている

・誰でも広を発信できる
・見て欲しいことを報できる
・自分の白ができる

つまり、自分から『誰か』に『何か』を告知する目的で使われています。
美味しいものを食べたとか、テレビ番組の感想、ライブツアーのお知らせや、やられて嫌だったことの告発など、使い方は様々です。
今回はSNSのビジネス運用がテーマですが、一般的な使い方を知ることで運営方法に繋がることが見つけられるかもしれません。

SNSで得られる成果

ネット知識が豊富な若者であればよく知っていることかもしれません。
普段、無意識に流し見ている『つぶやき』には、多くの情報が混入されています。
ビジネス的な観点から得られる成果を箇条書きしてみます。

商品やサービスの宣伝

SNSは国内で毎月数千万人が活用しています。
投稿するものによっては、テレビCMよりも多くの人の目に留まる機会があるわけです。
どんなに良いサービスを提供していても、知ってもらうことができなければ利益の伸びもいまいちです。

ネットでの収益化

ネット通販などに展開できる業態であれば、販売促進などの効果が見込めるでしょう。
また、広告収入などを狙える場合もあります。
企業用アカウントであれば、SNSアカウントのフォロワーを増やすことで広告費を削減する狙いの方が多いでしょう。

ブランディング

扱い方によっては、どんなに親しみのない商品やサービスでも、好きになってもらうことが可能です。
一部の人にしか笑えない冗談ではなく、大人のユーモアのセンスが問われるのは言うまでもありません。
SNSでの発言によっては『自社贔屓』してもらうこともあり得ることです。
逆にネガティブな印象を与えてしまうリスクを内包していることを忘れないでください。

集客

宣伝の項目と重複してしまいますが、多くの人の目に留まることで人を集めることができます。
面白い発言、お得なイベントなどを拡散してもらうことで実際の店舗に人を集められるようにできるのです。
SNSで集客した場合、購買意欲の高い人が集まるのがポイントです。

新規顧客の獲得

商品やサービスを知ってる人が増えることで新規顧客が見込めます。
業態によって差は出ますが、葬儀社を除く多くの業態でSNSは効果的な宣伝となり得るでしょう。
葬儀社を除いたのは、情報の受け手がネガティブな情報を拒む傾向があるからです。

 

このようにSNSをきっかけとした成果は様々ですが、広告媒体としてSNSは万能です。
現在ではYoutubeなどの動画コンテンツが広告として優秀ですが、ユーザーが受け取りやすいかどうかは少し微妙なところです。
というのも、動画の方に興味が向いている人にとって広告は邪魔なものでしかないからです。

SNSの種類と性質

多種多様のSNSですが、日本人が一般的に使うSNSを4つ紹介します。
この中から自社の業態によって適切な物を選び、または組み合わせて運営することで成果が見込めることでしょう。

Twitter

知らない人に広めるSNSです。
匿名で行っている人も多いため、心ない言葉をぶつけられることもあります。
スパムや誹謗中傷への対応力が企業アカウントに求められます。
しかし、ユーザーの興味のあること、面白いことをつぶやいたときの拡散力は高いです。

Facebook

知ってる人に広めるSNSです。
ビジネス用のSNSとしてのハードルは低め。参入しやすいです。
取引先の人や、知っている人にFacebookで友達になってもらいましょう。
海外では履歴書の代わりとして使われることも多いFacebookですが、企業の履歴書だと思って更新してください。
拡散力は低めです。

LINE

連絡の取れる人に広めるSNSです。
音声通話やチャットなどで便利に活用している人が多いSNSでもあります。
ここに挙げているSNSの中で一番利用者が多く、国内で7000万人以上が利用しています。
拡散力は、かなり低いです。

Instagram

画像を含んだ投稿を知らない人に広めるSNSです。
ハッシュタグというものを使って拡散していきます。
芸能人や有名人の利用が多く、企業向けというよりは有名になりたい個人向けといった性質が強いです。
拡散力がそこそこありますが、画像の良さによって左右されます。
オシャレな写真や、綺麗な画像を多く取り扱う業態に向いています。

まだまだたくさんのSNSがありますが、現代の日本で主流なSNSはこの4つ。
一点集中で利用するか、組み合わせて使うかは戦略によって変わりますが、大きなメリットとなり得ることでしょう。

SNSをネガティブに捉える理由

炎上

炎上というのは、自分が書いた悪口、違法行為、モラルが欠如した行為・発言によって引き起こされます。
よく考えずに何でも発言してしまう人ほど炎上しやすいです。
SNSの担当者には、自身の発言に注意できる人材を据えましょう。
言葉狩りのような国会答弁に耐えうる人材がどこにでもいれば良いのですが、案外見つけられないものです。

炎上をマーケティングの手法として採用している個人や芸能人がいます。
しかし、企業として炎上は避けなくてはなりません。
SNSの発言が企業全体のイメージになってしまうからです。
どんなに良い商品・サービスを扱っていても、ひとつの投稿が大きな損害に繋がることもあります。
SNSが広告媒体のひとつであると認識していれば、炎上することは少ないでしょう。

公開した内容は半永久的に残る

削除してしまえば見えなくなると思いがちですが、ネット上に投稿してしまったものを完全に削除することは難しいです。
発言に気を遣っている政治家さんたちでも、過去に自分が発言した内容を引っ張り出されて反論されてしまう場面が多々あります。
ネット上では誰かが必ず保存していると思ってください。

インターネットの性質上、Googleが一時的に保存している場合もあります。
そこから拾い上げて炎上に繋がってしまう場合も少なくありません。
投稿ボタンを押すときは、半永久的に残ることを忘れないでください。

ビジネス利用するときに覚えておきたいこと

SNSは魔法じゃない

便利に広告できるSNSですが、必ず成果を生み出してくれる魔法のツールではありません。
広告やテレビCM、キャンペーンといった企業努力のひとつに過ぎません。
しかし、楽しく他の企業やユーザーと触れ合う機会に恵まれる場でもあります。
誰かを楽しませることで成果というリターンを得ることが狙えるのは、やりがいに繋がることだと言えるでしょう。
儲けを狙って始めるというよりは、「宣伝がてら楽しく運営しよう」と考える方が良いでしょう。
雑誌やテレビCMを出すよりも圧倒的に安く設置可能なのが売りです。
すぐに儲けを出してほしいのであれば、広告代理店などにお金を払って適切な広告を適切な媒体に打ちましょう。

SNSに必要なのは短文力

簡単に言うとプレゼン力です。
Twitterなどでは投稿文字数が限られているため、言いたいことやメリットを短文化することに注力します。
投稿する前に自社のサービスを140文字以内で説明してみてください。
意外と文章を削るのは難しいことです。

美容室や楽器屋さんなどは、画像を組み合わせてSNSにアップロードしています。
サービス業、不動産業であれば、簡単な動画を撮影して見せたいものをSNSで発信しています。
画像や動画を使うことで140文字の制限を超えた宣伝力を発揮することもできるわけです。

まとめ

サービスによって性質の違うSNSですが、上手に運用することで注目されることは間違いありません。
一般のユーザーに自分たちの活動を知ってもらうためにも、SNSをどう取り入れるかが重要になってきます。

残念ながら、SNSに企業の名前を使って適当に投稿を繰り返している場合が多いです。
偉い人たちがネットに疎いため、「若者ならできるでしょ?」という具合に方針もなく投げっぱなしにしてしまうのが理由です。
どのSNSを使うか、どの程度の頻度で投稿するか、どういう投稿をするか、画像の有無や動画の有無など、商品・サービス・客層を含む大きなプロジェクトがSNSのビジネス流用です。

そういったお悩みに答えを導き出すのがWebコンサルタントの役割だと考えています。

参考データ
SNSの動向整理-消費者庁pdf

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