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夜の仕事流!本質を『切り分ける』ことで成果を出す方法

2019年3月24日

本質を『切り分ける』ことで成果を出すのサムネイル画像

成功したいと考える人は数多くいます。
なぜ成功したいのかを訊ねられてすぐに答えられる人は案外少ないです。
どうして成功したいのかを答えると、「お金が欲しい」という抽象的な目的になってしまうからです。

さて、僕が働いていたホストクラブには、「彼女いない歴=年齢だけど、ホストクラブでホストとして働きたい」と言う人が月に1人くらいの頻度でお店を訪れました。
そういった新人候補たちと面接をすることも僕の仕事でした。

そのときの一人を例にあげますと、面接で「格好良くなりたいからホストになりたい」と熱心に伝えてくれる抽象的な動機を持った子でした。
こういう時、本質を切り分けて真意を問いただしていかなければ、何を目標にするのかが分からないままになってしまいます。

漠然と「成功したい!」と言われても、就職活動に成功したいのか、会社を作って成功したいのか、政治家になって世の中を良くすることで成功したいのかが分からないわけです。

格好良くなりたいからホストになる

この動機には少なくとも2つの目的が隠れています。
言葉通り、見た目や考え方、仕草などを格好良くすることがひとつ。
もうひとつは、格好良くなった後の自分の変化による成果です。

それが恋人なのかもしれませんし、お金なのかもしれません。
地位や名声、またはそれらの全てかもしれません。

このときの彼(A君としておきます)の場合は、お金を稼ぎながら格好良くなって恋人を作りたい。
というところまでが真意でした。

目的を絞って出来ることを探す

人は、今できることしかできません。
できないことは突然できるようにならないので準備が必要です。
準備をしていない人は、今できることの中から近いことを達成してひとつずつ準備を整えます。

喫茶店を作りたい人であれば、扱う商品を何にするかのリサーチをするなどが該当します。

飲食店にしよう、そうだ喫茶店だ。
コーヒーの豆の種類を調べよう。
あそこのお店が扱っている商品を全て制覇しよう。
どこにも扱っていないようなブレンドを考えよう。
という感じです。

A君をどうするか

A君は、女性と話をすることが苦手でした。
夜の仕事に会話は欠かせません。
致命的な部分が苦手だったので、僕はどう扱うかを悩みました。

悩んでいた僕を見て「うちのお店で働いてもらおう」と決断したのは、お店の代表でした。
恋人ができなくても仕事ができないとは限らないからです。
「もしかしたら凄く酒強いかもしれないだろ」
代表からしてみたら、バケツやドラム缶くらいの感覚だったのかもしれませんが、A君育成のために僕は練習メニューを考えて提示しました。

お金を使わずにすぐやれること

すぐ行動に移せることはナンパでした。
街に出て女性に声を掛けてもらいます。
声を掛けることや、笑われることが恥ずかしくてもそれが夜の仕事です。
ベテランと一緒に行動してもらい、時には自分が同伴して毎日ナンパの日々です。

ファストフード店で食事をしている隣のお姉さんたちにも声を掛けます。
ナンパと言っても多種多様で、天気の話から好きなお笑いのネタ、口説き文句まで色々ありました。
それらのパターンをひとつでも多く覚えさせることが僕たちが教えてあげられることだったのです。

番号交換が出来ればラッキーですし、交換出来ないのが当たり前ですから、励まし合って声掛けを繰り返してもらいました。
ダメ元の精神で経験を積ませてみると1週間ほどで日常会話ができるようになったのです。

その後のA君

結論から言いますと、A君はNo.1になることはありませんでした。
しかし、指名客を2名抱えて恋人も作れるほどの余裕ができました。
余裕のせいか、残念なことにお店に出勤してこなくなってしまいましたが……笑

「有能=仕事ができる」ではない

有能な人は、部分的に特化して見たときに使える人というのは間違いないです。
ナンパが凄く上手なのに、接客すると気遣いを全て忘れてしまう人もいましたし、お酒が入って暴れる人もいます。
または経営方針が適当な代表もいました。

ある意味、残念な側面を持つのが人間です。
完璧に全てをこなせる人を用意してしまうと、たった一人のために経営が立ちゆかなくなってしまいます。
無能だと思っても使える場所がないか、伸ばせる場所がないかと考えるのが企業側なのかな、と僕はこのとき思いました。

まとめ

A君は出勤しなくなってしまいましたが、無事に彼女を作ってホストとしての結果も出しました。
売り上げがなければ、普通にアルバイトした方が稼げる世界です。
辞めてしまうのも仕方がなかったでしょう。

本質は、”なりたい姿”を表しています。
それを見つけ出すために目的を切り分ける必要があるのです。
ある一方面から見てダメなことでも、別の方向から見たら有益だったりするかもしれません。
このブログでは、底辺だった僕の経験を活かして人を育てることが目的です。

不幸で底辺だった僕の体験談から、何かを感じ取ってくれたら幸いです。

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