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夜の社会で行われるGIVE

2019年5月23日

夜の街で学んだこと

どうも、こんばんわ。
「女を騙して金をもらって恥ずかしくないのか!」と、ヤジを飛ばされたことのあるルイス秋村です。
闇に紛れて夜の世界に生きていた人間として、言っておきたいことがあります。

僕らに暴言をぶつけた彼らは本当に“女性を騙している”と信じているようでした。
しかし、待ってほしいわけです。

こちらにも努力があって、それなりのサービスを提供しているのでお金を使ってもらえたわけです。
ただイケメンというだけで大金を払って会いにくる人なんているでしょうか。

交際しているのであれば、まだ分かります。
『ホストと客』という関係性で、何万、何十万とお金を使っていくのは騙しているからではないと言っておきたいのです。

夜の仕事は自己啓発

インターネットでビジネスを行うのが一般的になってから自己啓発本、またはビジネス本が売れるようになったと感じます。
それまでは、ホスト、キャバ嬢、影響されやすい人、騙されやすい人に狙いを定めた専門書でした。

当時を思い返せば、自己啓発の教えの最先端を進んでいたのが夜の仕事だったのです。

“まず与える”という教えは、夜の世界でも共通して言えることです。
GIVEすることは、お金が絡む関係において避けては通れない道なのです。

前触れがある

ホストたちが大量の売り上げを出す日。
突然、何十万ものお金を払うお客さんが来てくれるわけではありません。
彼らは日頃から準備をしています。

相手の求める対応以外に、デートをしたり、キスをしたりなんてこともあるでしょう。
お金につながることなので、厳しい要求を繰り返されることだってあります。
それを我慢して飲み込むことは夜の仕事の業務内です。

いきなり何の準備もなく、お金を使ってくれるお客さんなんて多くはいません。
仮にいたとしてもホスト側は、かなりの無茶振りをさせられることを覚悟します。

大金を使って欲しいとき、ホストは必ずプレゼントを相手に渡すのです。
1万円を使って20万円、100万円と使ってもらいます。
まず最初に与えることでお金を得るというパターンは、夜の業界では当たり前でした。

犬を与えたホスト

かわいい犬が好きだと下調べしたNo.1ホストは、後日下調べしておいた犬を客に買い与えました。
犬の散歩をするたびに、自分のことを思い出してもらえるので、業種的に効果的なプレゼントです。
また、犬に愛情が沸けば、犬を与えた自分にも愛情が芽生えるという錯覚だって起こり得ます。

ホストたちは、夜のお店に訪れる“女性たちの欲望を満たす“こと(GIVE)で大金を得ているわけです。

前触れもなく大金を得られることなんてあり得ません。
自分の友人や知人に「10万円貸して」と言って貸してくれる人がどれほどいるでしょうか。

お金を借りる場合でも、機嫌をとったり、愛想笑いしたりと前触れがあるはずです。

能動的に与えていくこと

下心の有無にかかわらず、心のこもったプレゼントをもらって気分を悪くする人はいません。

突然、ブランドのバッグなどをもらえば、お返しを期待しているに違いない、何かあるに違いない、と考えて嫌な気分になるかもしれませんが、さほどお金のかからないプレゼントであれば、喜んで受け取る人が多いと思います。

そうした小さなGIVEを繰り返すことで、信頼関係を構築していくことができます。
信頼関係が出来上がれば、多少無理なお願いを聞いてもらうことが出来ます。

どんな世界、どんな業種でもGIVEを日常的に行うことは、大切な儀式だと言えるでしょう。

人間は『してやった』という気持ちは強く印象に残ります。
しかし、『してもらった』という気持ちは、よっぽどのピンチじゃなければ印象に残らないのです。
日常的に良くしてもらったと思わせることで信頼を得て、自分の味方を増やしていくことはとても大切なことだと言えます。

2018年に山口県の山で行方不明になった子供を発見したボランティアの老人は、こう言いました。

“かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め”

社会で生きていく上で大切になる、人間関係の基本を説いているように感じられないでしょうか。
GIVEを繰り返すことで全員が幸せになれるのであれば、どんどんGIVEするべきです。

何かをあげること、何かを教えること、何かをしてあげること、きっかけを与えること、チャンスを与えることなど。
与えることにも様々な形があります。

自分に出来るGIVEを行っていきたいですね。

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